robotsメタタグの記載ルールとクローラの指定方法
この記事では、robotsメタタグの記載方法、記載ルールや、botの指定方法についてお伝えします。
robotsメタタグの詳しい記載方法がわからない場合など、ご活用ください。
当記事の内容はGoogle検索セントラルの以下のページに作成しています。
robots メタタグの指定 | Google 検索セントラル | Google Developers
目次
robotsメタタグの記載ルール
記載場所はheadセクション
robotsメタタグは、HTMLのheadセクションに記述します。
カンマ区切りでまとめて記載できる
カンマ区切りで入力することで、まとめて記載することができます。
大文字・小文字の区別なし
属性値の大文字、小文字は区別されません。
この3つはすべて同じように解釈されます。
制限が強い方の設定を優先する
たとえば、以下のようにnoindexとindexの両方を同じページに記述した場合、Googleはnoindexとして設定します。
上記の場合、noindexとして認識されます。
同様に、
の場合も、nofollowとして処理されます。
また、後述するクローラの種類(Google検索ならGooglebot、bing検索ならbingbot)を指定する場合でも
となった場合、、すべてのクローラに対してnoindexを設定します。
("googlebot"よりも、すべてのクローラを対象とする"robots"の方が制限が強いため)
万が一の場合を考えて、より安全な方向に設定しているということですね。
クローラーの種類を指定できる
検索エンジンのクローラー
検索エンジンはGoogle以外にもいくつか種類があり、それぞれweb上をクローラーが巡回しています。
それぞれのクローラーに対して、個別に設定することができます。
googlebot | 検索エンジンGoogleのbotに対して指定 | ||
---|---|---|---|
bingbot | 検索エンジンbingのbotに対して指定 | ||
Baiduspider | 検索エンジンBauduのbotに対して指定 | ||
YandexBot | 検索エンジンYandexのbotに対して指定 |
上記のように設定すると、googlebotのみクロールさせない設定となります。
Googleのクローラーはさらにいろんな種類がある
Googleのクローラーは「googlebot」だけでなくいろんな種類があり、細かく指定することができます。
Googlebot-Image | 画像用 Googlebot | ||
---|---|---|---|
Googlebot-News | ニュース用 Googlebot | ||
Googlebot-Video | 動画用 Googlebot | ||
APIs-Google | Google API用のGooglebot |
その他のGoogleのクローラー一覧はこちらのページに記載されています。
Google クローラの概要(ユーザー エージェント) | Google 検索セントラル | Google Developers
シンプルに"googlebot"と指定すれば、Googleのすべてのbot(画像やニュースなどを含む)のクロールを制御することができます。
SEOツールのクローラー
また、海外のSEOツールは独自にクローラーを巡回させており、ドメイン競合性などのデータを取得しています。
MJ12bot | SEOツール「Majestic」 | ||
---|---|---|---|
SemrushBot | SEOツール「Semrush」 | ||
AhrefsBot | SEOツール「Ahrefs」 | ||
DotBot | SEOツール「OpenSiteExplorer」(MOZ) | ||
AppleBot | SiriやSpotLight |
上記のように設定すると、SEOツール「Semrush」のSemrushBotのみクロールさせない設定となります。