LookerStudioでRESERVED_TOTALを防ぐ方法まとめ
LookerStudioでRESERVED_TOTALを防ぐ方法を
Reddit+3LinkedIn+3Looker Studio Masterclass+3
こちらのページを参考にブログ形式でまとめました。
Looker Studioで「RESERVED_TOTAL」エラーとは?
「RESERVED_TOTAL」エラーは、複数行のデータが集約され、「RESERVED_TOTAL」という1行にまとめられてしまう Looker Studio テーブルチャートの問題です。
特に GA4 コネクタ使用時や複数ソースのブレンド時に起こりやすく、再読み込みすると直ることもありますが、再現性が不安定なため信頼できる解決策とは言えません。
LinkedInGoogle Cloud Community
RESERVED_TOTAL を防ぐための 5 つのポイント
1. ブレンドする前にパラメータ名をリネームする
ブレンド(結合)設定時に、後からではなく 事前にフィールド名・パラメータをリネームしておくとエラー発生を防げたという報告があります LinkedIn。
2. ブレンド対象フィールドに欠損値がないよう確認する
スプレッドシートや BigQuery などで、結合キーや対象列に欠損(空白や null)があると RESERVED_TOTAL が発生しやすいとの指摘があります Data Bloo+6LinkedIn+6Google Cloud Community+6。
3. 日付範囲を変更してみる
投稿のコメントによれば、日付範囲を設定し直すだけでエラーが解消する場合が 99%ある、という実体験も報告されています LinkedIn。
4. テーブルを複製し編集モードで再作成してみる
Google のフォーラムでは、同じ設定のテーブルを複製して再作成すると正常に表示されるケースがあると報告されています。つまり、UI更新のバグ回避になる可能性があります Google Cloud CommunityGoogle Developer forums。
5. データソースの結合方法を見直す
GA4 ライブコネクタや BigQuery とのブレンド時、結合キーや手順の順番、接続方法の違いがエラーに影響する可能性があります。必要に応じて、異なる結合方法(例:SQLや BigQuery 側で先に整理)を試すのが有効です Google Cloud CommunityLooker Studio Masterclass。
まとめ:5つの対策とチェックリスト
対策 | 内容 |
---|---|
① フィールド名を先にリネーム | 結合前に名前を整理して命名衝突を防ぐ |
② 欠損値を排除 | 結合キーや表示用フィールドに null や空白がないか確認 |
③ 日付範囲の変更 | 日付指定をリセットして再設定することで正常化する場合あり |
④ テーブルを複製して再作成 | 編集モードで新規設置すると表示が改善されることも |
⑤ データソースの結合手順を見直す | GA4 Live Connector / GSheet / BigQuery ブレンドの順序や方法を工夫する |
追加の考察と注意点
- Google の公式には明確な対応策が示されておらず、コミュニティでは「バグ」として扱われ続けています Google Cloud Community+1Google Developer forums+1。
- Reddit でもユーザーからは「未だ直っていないバグ」という声が多数確認されます:“Yea, that’s a bug they haven’t fixed yet.” Reddit。
- 資料量やユーザー数が多い GA4 接続では、API クォータ制限による別のエラー症状も併発する可能性があるためご注意ください vpon.com。
実践ガイド:遭遇時のステップ
- ブレンドする前に、すべてのフィールドを適切に名前付けする。
- 結合用フィールドに欠損がないかチェックし、不足値を補完。
- 日付範囲を現在より短く、または異なる範囲で再設定して検証。
- 問題が残るテーブルは複製し、編集モードで再から設計して再表示。
- 必要に応じて、結合の順序やデータソース処理を変更し比較。