10分でできるクロスドメイントラッキングでのフィルターの設定作業

この記事では、Googleアナリティクスでクロスドメイントラッキング(2つのドメインをまたがったデータ計測)を行った時の必須設定である、フィルターの設定の作業手順をお伝えします。

10分で終わる作業なので、何も考えず機械的に行ってみてください。

フィルタ設定を行う理由

Googleアナリティクスは、1ドメインに1つのトラッキングコードを前提として設計されています。(と、私は感じます。)

ここで、以下のような2つの違うドメインにまたがって同じトラッキングコードを使用する場合。クロスドメイントラッキングでのビューの設定

 

サイトAとサイトBに同時に別のユーザーがアクセスすると、

クロスドメイントラッキングでのビューの設定

アナリティクスではこのように表示されます。

クロスドメイントラッキングでのビューの設定

実際はサイトAのトップページ、サイトBのトップページ、両方に1人ずつユーザーがアクセスしています。

どちらもトップページにアクセスしているのは間違いないのですが、これだとサイトA、サイトB、どっちのトップページにアクセスしているのかわからないですよね。

これを回避するために、フィルタの設定を行って、2つのアクセスがどちらのドメインなのか区別します。

設定しなくても場合によってはそこまで困らないのですが、やっておいて損はないです。

フィルタ設定の手順

Googleアナリティクスより、左サイドバー下の「管理」をクリックします。

「ビュー」→「フィルタ」をクリック

クロスドメイントラッキングでのビューの設定

「フィルタの追加」をクリック

クロスドメイントラッキングでのビューの設定

補足
この時、「フィルタを追加」のボタンが表示されないことがあります。
クロスドメイントラッキングでのビューの設定
その場合は、アナリティクスの権限を見直してください。
フィルタを設定するには、「編集者」以上の権限が必要です。
フィルタの設定には編集者以上の権限が必要

以下の内容を入力していきます。
(最初に表示されていないものは、ボタンをクリックすると表示されるようになります。)

    クロスドメイントラッキングでのビューの設定

    1. フィルタ名:「クロスドメイン設定」と入力
    2. フィルタの種類:「カスタム」を選択
    3. 「詳細」ボタンを選択
    4. フィールド「ホスト名」を選択し、入力欄に(.*)を入力
    5. フィールド「リクエストURI」を選択し、入力欄に(.*)を入力
    6. フィールド「リクエストURI」を選択し、入力欄に$A1$B1を入力
    7. 保存して終了

    これでフィルタの設定は終了です。

    表示確認できれば完了

    正しく設定が完了したかどうかチェックするために、2つのドメインのTOPページに同時にアクセスしてみてください。

    クロスドメイントラッキングでのビューの設定

    上の画像のように、ドメイン名が表示され、アクセスの区別がついていれば成功です。

    フィルタ設定の注意点

    フィルターを設定すると、Googleアナリティクス1列目のページURLが使用できなくなります。

    ここをクリックしても、正しいURLにジャンプしなくなる。

    クリック自体はできるのですが、正しいURLにジャンプしなくなります。
    フィルターを外せばこの機能は復活するのですが、どうにかしてほしいものです。

    フィルタ設定をより詳しく知りたい人へ

    フィルタ設定の「フィールド A -> 引用 A」とか「$A1」って何?と気になる方もいると思うのですが、詳細はこちらに書かれています。
    アドバンス フィルタ - アナリティクス ヘルプ
    要するにこういう内容だと思います。

    「.*」は正規表現で全ての文字列という意味なので
    1. フィールドAに全てのホスト名を入れる(example.com)
    2. フィールドBに全てのリクエストURIを入れる(/news/)
    3. フィールドAの内容($1)とフィールドBの内容($B1)をくっつけたものをURLにする。
      (example.com/news/ が表示される)

    すいません。ぶっちゃけ私もよくわかっていません。
    詳しい方いたら教えてください。
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