PassageIndexとは、簡単に言うと、
検索クエリの答えをGoogleが自動的に判断し、答えとなる部分をインデクッスさせる機能です。
具体的には、以下のようにアンサー部分がインデックスされるようになります。
passage indexの具体例
画像引用:Google search Liaison Twitter

検索KW
どうすれば家の窓ガラスがUV加工されているかわかりますか?
検索結果
暗いときに、火のついたマッチまたはライターを窓のガラスに近づけてださい。
(when it is dark,hold a lit match or lighter close to the glass in your window.)
窓の炎の反射を見ると、反射に2つまたは3つの炎が見えるはずです。
(Look at the reflection of flame in the window and you should see either two or three flames in the reflection.)
反射して2つの炎が見える場合は、ウィンドウにLow E coationg(UV加工)がありません。
(if you see two flames in reflection,then your window don't have a LowE coationg))

このように、「PassiveIndexing」ではページ内の特定の部分を検索結果に表示することができます。
強調スニペットの拡張版のイメージですね。
現在アメリカでの検索エンジンでテスト運用されていますが、そのうち日本の検索エンジンにも反映される予定です。

強調スニペットとの違い

かなり似ていますが、システム的には別のものです。
ページの一部を切り取って、検索結果に表示するという意味では同じですが、以下のような違いがあります。

採用範囲 表示枠 表示箇所
強調スニペット 1位〜3位から
抽出されることが多い
1枠 TOP
Passage Index 検索結果全体 10枠(理論上は) 順位による
(TOPとは限らない)

強調スニペットは、1クエリに対して1箇所しか枠がありませんでした。
しかし、パッセージインデックスでは枠が1つではなく、検索結果に表示されるだけ枠があります。

passageの意味は「細切れの文章」

「通路」という意味だと思っていたのですが、「細切れの文章」という意味もあるんですね。

「passage」の意味
a short part of a book, poem, speech, piece of music etc
passage from/of
passage 英英辞典

特にSEO対策は必要なし

いままで通り、良いコンテンツを作り続けるだけ。
と、Google公式は伝えています。
https://twitter.com/searchliaison/status/1318609607988703232?s=20

現場ベースでの個人的な見解

このパッセージインデックスでの変更は、

  • 長すぎる記事
  • 重複内容のあるページ

において、情報をより見つけやすくすることを目的としています。
 
今までも、検索結果に見出し(h2,h3)の内容が表示されていたので、似たような機能はありました。
しかし、これまでの仕様では

コンテンツ製作者 検索意図に沿って、見出しを細かく設定する必要がある。
検索ユーザー 見出しの表示が小さく、クリックしにくい。
スニペットも小さく、求める情報がどこにあるのかわかりにくい。

などの対応が必要でした。
現場ベースでの見解では、パッセージインデックスを導入によって、

  • 細かい見出しの処理(特に、見出しにしようか迷うボリュームのもの)
  • カニバリ対策

などに気を遣う必要が、少しだけ減るかもしれません。
ただ、パッセージインデックスに頼って情報を整理してもらうのは、コンテンツ製作者としては甘えかと思います。
結論、今までどおり、

  • 見出しは細かく設定して情報を整理する
  • 重複した内容がないように記事・サイトを設計する

この努力は必要だと思います。
検索結果にパッセージが現れれば、よりユーザーの求める答え(に近いもの)が見つけやすくなるので、データ集めの作業には何かしらの変化がありそうですけどね。

動画や画像にも適用される

私たちの技術によって、ウェブペ検索ージだけでなく、それらのページから個々の文節にも
インデックスをつけることができるようになりました。
これは、干し草の山から針を見つけるようなものです。
Google Presents:Search On 2020

https://youtu.be/ZL5x3ovujiM?t=1043
こちらの動画によると、Passage Indexは、文章だけでなく、画像・動画にも適応する予定とのこと
画像ならば、画像のどの部分が検索クエリに対する答えなのか、
動画ならば、何分何秒の再生位置なのか、
AIが自動で判断しピンポイントで返します。
今まで、テキストでは伝わりにくかったジャンル

  • 色やビジュアル(ファッション、家具など)
  • 映像(スポーツなどの動作が関わるもの、生活のノウハウなど)
  • 音楽や音声(楽器など)

の領域では、新しいアプローチが生まれるかもしれません。
アメリカで実装されてから、どのような生活の変容が生まれるのか。
最新の情報に注目です

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